塩分調査

コンクリート中の鉄筋位置における腐食発生限界塩化物イオン量の限界値を超えるとコンクリート中の鉄筋が腐食を開始してしまいます。コンクリート中の塩化物イオン濃度や拡散係数を求めることは、鉄筋などの鋼材腐食の進行度評価や今後の劣化予測のために必要な調査です。コンクリートの塩化物イオン量を測定する場合、コア試料を採取し、深さ方向に切断、粉砕、調整を行った後に電位差滴定法による全塩分量を測定を行います。